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痛恨OGでアウェーゴール献上…長谷部フランク、入れ替え戦第1戦はドロー

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[5.19 ブンデスリーガ入れ替え戦第1戦 フランクフルト1-1ニュルンベルク]

 ブンデスリーガは19日、入れ替え戦(昇降格プレーオフ)の第1戦を行い、MF長谷部誠の所属する1部16位フランクフルトはホームで2部3位ニュルンベルクと対戦し、1-1で引き分けた。長谷部はダブルボランチの一角でフル出場。第2戦は23日にニュルンベルクのホームで行われる。

 立ち上がりからホームのフランクフルトが試合の主導権を握ったが、先制したのはニュルンベルクだった。チャンスらしいチャンスがないまま迎えた前半42分。右サイド後方からのFKをMFセバスチャン・ケルクがゴール前に蹴り込むと、フランクフルトは下がりながらの対応となった長谷部とDFマルコ・ルスのポジションがかぶり、ボールはルスの足に当たって自陣ゴールに吸い込まれた。

 まさかのオウンゴールで痛恨のアウェーゴールを献上したフランクフルト。後半、さらに攻勢を強めて反撃に出ると、後半20分、大きなサイドチェンジからDFティモシー・チャンドラーの右クロスを受けたMFミヤト・ガチノビッチが右足でゴール左隅に流し込み、1-1の同点に追いついた。

 この勢いで勝ち越しゴールを決めてホームで先勝したいフランクフルトだが、次の1点が遠い。後半32分、右CKのショートコーナーからMFマルク・シュテンデラの折り返しにファーサイドのガチノビッチが頭で合わせたが、GKがセーブ。後半アディショナルタイムにはFWハリス・セフェロビッチの左クロスに途中出場のFWルク・カスタイニョスが飛び込んだが、GKラファエル・シェーファーが体を張って抑えた。

 長谷部にとって古巣との対決となった入れ替え戦の第1戦は1-1のままタイムアップ。フランクフルトの残留か、ニュルンベルクが1年で1部復帰を果たすか。勝負の行方は4日の第2戦へ持ち込まれた。

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