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キャリア初のFA杯制覇となったルーニー「全員の意思の強さがあったからこその優勝」

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[5.21 FA杯決勝 クリスタル・パレス1-2(延長)マンチェスター・U]

 FA杯は21日、決勝戦をウェンブリー・スタジアムで行った。マンチェスター・ユナイテッドは延長の末にクリスタル・パレスに2-1で勝利し、12年ぶり12度目のFA杯制覇を果たした。クラブ公式サイトが主将FWウェイン・ルーニーの歓喜のコメントを伝えた。

 ユナイテッドは、スコアレスで迎えた後半に先制点を許すも、後半36分にMFフアン・マタのゴールで同点。迎えた延長戦では前半終了間際にDFクリス・スモーリングが2度目の警告で退場となるも、MFジェシー・リンガードのゴールで得た1点のリードを守り切り、12年ぶりのFA杯王者に輝いた。

 キャリア初のFA杯優勝となったルーニーは、2012-13シーズンのアレックス・ファーガソン政権後初のタイトルに、「僕たち全員の意思の強さがあったからこその優勝。子供の頃から見ていた大会だし、これまでに2度決勝で負けていたから、今夜は優勝の余韻に浸らせてもらうよ。しばらく時間が空いてしまったけれど、ファンの皆にとっても素晴らしい結果になった。最高だね。トロフィーの獲得はサポーターの皆の気持ちも上げてくれる」と喜んだ。

 また、決勝点を挙げたユナイテッド生え抜きMFを称え、「プレミアリーグにとっても良い効果があると思う。クリスタル・パレスは素晴らしいチームだった。タフな試合だったけれど、耐えて、ジェシーが素晴らしいゴールを決めてくれたよ。マンチェスター出身の彼にとっては、最高のフィーリングだったんじゃないかな」と若手の成長に目を細めた。

 なお、この結果によりプレミアリーグ5位のユナイテッドは、来季ヨーロッパリーグ(EL)のグループリーグから出場することが決まり、繰り上げでの7位ウエスト・ハムもEL出場が決まっている。

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