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ハノーファーと契約満了の酒井宏は移籍明言「ドイツを出たい」

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 今季限りでハノーファーとの契約が満了する日本代表DF酒井宏樹がドイツ国外への移籍を希望した。12年夏に柏から完全移籍で加入。4シーズンでブンデスリーガ通算92試合に出場したが、チームは年々成績を落とし、今季は最下位で2部降格が決まった。

 今季も26試合に出場し、右サイドバックのレギュラーを務めたが、「だからこそ(降格に)責任を感じている」。とはいえ、来季に関しては「ハノーファーにはいないと思う」と断言。契約満了となる今オフに移籍する考えを明らかにした。

「自分がここでやりたいと思うクラブでやりたい」という酒井宏。これまでの実績を考えれば、ブンデスリーガのクラブが興味を示すのは間違いないが、本人は「ドイツにはこだわっていないというか、ドイツを出たい。上のチームに行ければいいし、ここで新たな環境に行くのは楽しみなこと」と、新しいリーグに挑戦したい気持ちが強いようだ。

 当然、UEFAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグに出場するようなクラブが理想だが、「契約事なので、何があるか分からないし、どこになるか分からない。今、興味を持ってもらっているところが今後オファーというふうになれば……。正式に決まったらきちんとしゃべります」と話していた。

(取材・文 西山紘平)

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