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CL決勝マンオブザマッチに選出のS・ラモス「苦しかったシーズンが報われた」

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 28日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝で、レアル・マドリーアトレティコ・マドリーを下してクラブ通算11度目の優勝を飾った。勝利に大きく貢献したDFセルヒオ・ラモスが喜びのコメントを述べている。

 2年前にも同カードで行われたアトレティコとのCL決勝では、S・ラモスが後半アディショナルタイムに値千金の同点ゴールを決めて試合を延長に持ち込み、最終的に4-1でマドリーが勝利を収めた。今回もゴールネットを揺らしたのは守備の要であるS・ラモスだった。

 前半にセットプレーから先制点を記録したS・ラモスは、1-1で迎えたPK戦でもキックを成功。UEFAによる決勝のマンオブザマッチにも選出された。試合後には次のようにコメントしたとしてスペイン『アス』などが伝えている。

「このタイトルの獲得と比べられるようなことはほかにほとんどない。仕事が報われたということだし、苦しんだことも報われた。本当に難しいシーズンだったよ」

「僕は肩の負傷でも苦しんだ。ゴールはボーナスのようなものだよ。こういう形でシーズンを終えられるのは特別なことだ。決勝でのゴールはいつも歴史に残るものだからね」

 前回の優勝時にキャプテンを務めていたGKイケル・カシージャスは去り、S・ラモスは新キャプテンとしてビッグイヤーを掲げることになった。

「キャプテンとしての1年目にトロフィーを掲げられるのはとんでもなく名誉なことだ。リスボンでの1度目もすごくうれしかったけどね。ミラノでは僕がトロフィーを掲げたということはずっと心の中に残るよ」

 強力なライバルとしてタイトルを争ってきたアトレティコに対しても賛辞を送っている。

「素晴らしいライバルであるアトレティコのことも祝福しなければならない。彼らは素晴らしいシーズンを過ごしてきた。今回は僕らが勝って彼らが負けることになったけど、奮闘をたたえるべきだよ」

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