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土居2発など鹿島4発で甲府に快勝!3連勝で次節浦和との大一番へ

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[5.29 J1第1ステージ第14節 鹿島4-0甲府 カシマ]

 鹿島アントラーズがホームでヴァンフォーレ甲府に4-0で快勝した。鹿島は3連勝で勝ち点を30に伸ばした。

 前半から攻め込んだ鹿島に先制点が決まったのは前半アディショナルタイム。FW土居聖真が柴崎岳からのリターンパスで前を向くと、ゴール中央から右足を振り抜く。力強いシュートがゴール右隅に突き刺さり、試合を動かすゴールが決まった。

 後半に入ると鹿島はさらに圧倒する。後半2分、MFカイオのシュートがブロックされたこぼれ球を、土居が左足で蹴り込み加点。同6分にはFW金崎夢生のインターセプトから柴崎がゴールネットを揺らしてリードを広げる。同28分にはDF伊東幸敏から出たパスを金崎が決めて、勝利を決定づけた。

 5試合ぶりの先発となった土居が、2得点で結果を残した。ただ、ヒーローの第一声は「ハットトリック出来たんで残念です」。後半36分に金崎のクロスから放ったシュートが枠左に外れるなど、自身3点目のチャンスを逃してしまったことの方が、頭から離れないようだ。

 次戦、6月11日に敵地で行う一戦は、浦和レッズとの第1ステージの行方を占う大一番になる。「激しい戦いになる」と力を込めた土居は、「応援が必要になる」とサポーターの後押しを呼びかけた。


●[J1]第1ステージ第14節 スコア速報

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