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国内2冠のメッシが新スパイク『MESSI』を引っ提げコパ・アメリカへ

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 アディダスは異次元のスピードとフィット感を追求した最新フットボールスパイク『Mercury Pack(マーキュリー パック)』を発表した。『X』『ACE』『MESSI』の3サイロから成る新モデルは、滑らかな水銀をイメージさせるシルバースタイルで、ユニークなクローム仕上げとなっているのが特徴。日本国内では今月27日より販売が開始されている。

 FWリオネル・メッシは6月にアメリカで開催される南米選手権(コパ・アメリカ)から『MESSI』の新モデルを着用する。柔らかさと伸縮性を備えたアジリティスキン採用のメッシ専用モデルである『MESSI 16.1 FG/AG』は、フィルムコーティングニット素材と表面の凹凸加工により優れたフィット性とボールコントロール性を実現。アウトソールとヒールカウンターを一体化することで軽量性を高め、アッパー内側の素材と一体化されたシュータン構造が足ブレを緩和する。

 22日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)決勝では延長戦で2アシストを記録し、バルセロナの国内2冠に大きく貢献したメッシ。UEFAチャンピオンズリーグこそ準々決勝で敗退し、2シーズン連続の3冠は逃したが、「MSNトリオ」として昨季を上回る公式戦通算131ゴールを量産するなどスペイン、そして欧州を席巻した。

 そんなメッシの爆発的なスピードとクイックネスを足元から支える『MESSI』。その新モデルを引っ提げて挑む次なる戦いがコパ・アメリカだ。1916年の第1回大会から100周年を迎える今年は、南米サッカー連盟(CONMEBOL)と北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)の共同で開催される記念大会で、「コパ・アメリカ・センテナリオ USA 2016」と銘打たれ、CONMEBOLに加盟する全10か国に加え、CONCACAFからも6か国が出場し、歴代最多となる計16か国がアメリカに集まる。

 1993年以来、9大会ぶり15回目の優勝を狙うアルゼンチンだが、昨年、チリで開催された前回大会は決勝でホスト国のチリにPK戦の末、敗戦。2014年ブラジルW杯に続く準優勝に終わった。メッシ自身、2005年のU-20世界ユース選手権(現U-20W杯)、2008年の北京五輪と年代別代表では世界一を経験しているが、フル代表ではまだチームとしてビッグタイトルを獲得していない。

 6月3日に開幕するコパ・アメリカ。3年連続で国際大会準優勝という不名誉な記録を残すわけにはいかない。6日に初戦を迎えるアルゼンチンの相手は前回王者のチリ。まずは前回大会決勝のリベンジを果たし、アルゼンチンカラーの新スパイクとともに頂点へ駆け上がるつもりだ。

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●コパ・アメリカ2016特設ページ

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