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落選のベンゼマ、デシャンを非難 「人種差別に屈した」

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 フランス代表は5月31日、EURO2016に向けた代表メンバーを発表した。予定どおりメンバー外になったFWカリム・ベンゼマは、ディディエ・デシャン監督を非難している。

 ベンゼマはマテュー・バルブエナとの間で起きた恐喝容疑事件により、フランス代表から外れている。しかし先日、エリック・カントナ氏は、北アフリカにルーツを持つ選手が外れたと指摘。ベンゼマに加えてMFハテム・ベン・アルファも外れており、人種差別的な理由があったと発言していた。

 所属するレアル・マドリーでプレーを続けていたベンゼマが、スペイン『マルカ』でこのように話した。

「彼(デシャン)は、人種差別的な地域からの圧力に屈した。それがディディエだけの決断かは分からないけどね。僕は彼とも会長とも、みんなとうまくやっていたんだ」

「スポーツ的なことだとしたら、僕は(落選の)理由が分からない。法的には裁かれていない。僕は無実だから、裁判官がどう判断するか待たなければいけない」

 カントナ氏がデシャン監督の人種差別を指摘した後、デシャン監督の弁護士は法的措置をとる姿勢を見せていた。


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