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[総体]兵庫頂上決戦は注目対決に、昨夏全国8強の滝川二とプレミア勢の神戸弘陵が決勝進出!

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 平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」サッカー競技(広島)兵庫県予選は3日、準決勝を行い、滝川二高神戸弘陵高が決勝進出を決めた。

 昨年全国8強の滝川二は準決勝で市立尼崎高と対戦。立ち上がりからボールを支配して攻める滝川二はエースMF持井響太とのワンツーからFW辻本竜が左足シュートを放つなどゴールを狙うが、市立尼崎はミスのない、堅実な守りで得点を許さない。それでも滝川二は前半33分、右CKをファーサイドで折り返して繋ぐと、最後はこぼれ球をFW山田裕也が左足で決めて先制した。市立尼崎はダイレクトのコンビネーションによる崩しで対抗。なかなかその回数を増やすことができずにいたが、後半12分には左サイドを崩して抜け出した左SB松井瞭汰の左足シュートが左ポストを叩いた。後半は粘る市立尼崎に反撃を許した滝川二だが、それでも安定したキャッチングを見せたGK樫野智哉中心に1点を守って1-0で勝利。2連覇に前進した。

 高円宮杯プレミアリーグWEST勢の神戸弘陵は県立西宮高に5-1で逆転勝ちした。立ち上がりから神戸弘陵がボールを支配して攻めたが、単調な攻撃となって県立西宮の守りを攻略することができない。0-0で試合を進めた県立西宮は21分、FW濱琳太郎が意表を突くロングシュート。GKがファンブルしたボールがゴールラインを越えて先制点となった。それでも神戸弘陵は27分にFW矢嶋将己とのパス交換から10番FW村山健が同点ゴール。すると、後半は中央とサイドを上手く使い分けた攻撃で県立西宮守備陣を攻略する。5分にMF野中新史のインターセプトから村山が決めると、11分には野中新のスルーパスを村山が右足で決めてハットトリックを達成。その後も左SB木村俊文がCB谷後滉人主将のアシストから決めるなど2点を加えて2年ぶりの優勝に王手を懸けた。
 
 決勝は5日に行われる。 

【兵庫】
[準決勝](6月3日)
滝川二高 1-0 市立尼崎高
県立西宮高 1-5 神戸弘陵高

[写真]滝川二vs神戸弘陵
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【特設ページ】高校総体2016

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