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アルゼンチン、メッシはやはり初戦欠場か マルティーノは「医者と本人に聞く」

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 アルゼンチン代表のヘラルド・マルティーノ監督は、6日のコパ・アメリカ・センテナリオ初戦を前に、FWリオネル・メッシを起用するか明言しなかった。

 メッシは5月末の国際親善試合で腰を負傷し、さらに脱税事件の裁判に出廷するためにスペインへ一時帰国を余儀なくされた。3日に代表と再合流して以降は別メニューのトレーニングにとどまっている。

 マルティーノ監督は王者チリとの初戦を前に、メッシの起用については5日の練習後に決めるとし、次のように述べた。『ESPN』が報じている。

「まずは医者の話を聞く。こういう状況では最も重要な人物だ。次にレオの話を聞かなければいけない。彼が2番目に重要だ。彼がどう感じているかを知るのは彼だからね。それからスポーツ的な状況になって、私の見解を示す」

「だが、痛みという問題があり、それについて分かるのは選手だけだ。だから、私には私の意見があるが、本人がコンディションは整っていて調子は良いと言うなら、あまり練習していなくても、彼がプレーすることは疑いない。もちろん、正しい状態と彼が感じなければ、プレーすることはない」

 メッシが欠場する場合はMFニコラス・ガイタンが代役とみられている。マルティーノ監督は、ガイタンに「メッシの代わり」を意識しないように求めた。

「彼の仕事はレオの代わりだが、私は彼がレオのようにやることを期待していない。私が彼に望むのは、かつてないほどに自分らしくあることだ。彼はとても良いコンディションにあり、それができるのだからね。彼は非常に完成された選手なんだよ」

 スペイン『アス』は、メッシがチリ戦を欠場し、10日に行われるパナマとのグループステージ第2節で復帰する見込みと報じている。

●コパ・アメリカ2016特設ページ
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