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負傷欠場の香川、逆転負けは「結果なので受け入れるしかない」

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[6.7 キリン杯決勝 日本1-2ボスニア・ヘルツェゴビナ 吹田S]

 ブルガリア戦では2ゴールを奪って存在感を示した。しかし、同試合の前半44分に途中交代したMF香川真司(ドルトムント)は右脇腹打撲のため、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦を欠場した。

 1-2の逆転負けを喫した試合後、取材エリアで報道陣に対応した香川は「これが結果なので受け入れるしかない。ホームで勝たないといけない試合を負けたという現実があるので、それは皆でまた向き合ってやっていかないといけない」と話した。

「前半は速いテンポで、特に左サイドで(宇佐美)貴史がボールを持ったときに起点が作れていたし、その流れで良い先制点が生まれた」。そう振り返ったように、序盤から攻勢を掛けた日本は前半28分、FW宇佐美貴史(G大阪)のアシストからMF清武弘嗣(ハノーファー)が先制点を陥れた。

 しかし、先制直後の同29分に同点に追い付かれると、後半21分には選手交代直後のプレーから勝ち越しゴールを献上してしまう。香川は「2つの失点は両方とも時間帯と失点の仕方が悪かったし、集中力やリスクマネジメントが少し足りなかったのかなと思う」と語っていた。

(取材・文 折戸岳彦)

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