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[コパ・アメリカ]肩脱臼のハメスが2戦連発! エース躍動のコロンビアが2連勝でGL突破一番乗り!

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[6.7 コパ・アメリカA組第2節 コロンビア2-1パラグアイ]

 コパ・アメリカは7日、グループAの第2節を行った。開幕戦でアメリカ代表に勝利したコロンビア代表が2-1でパラグアイ代表に勝利。これで2連勝とし、1試合を残してグループリーグ突破を決めた。

 コロンビアは3日に行われたアメリカ代表との開幕戦で左肩を脱臼し、途中交代を余儀なくされたMFハメス・ロドリゲスだが、軽傷だったようで先発出場。すると、そのハメスから得点が生まれる。前半12分、右CKからキッカーのハメスが入れたインスイングのボールをFWカルロス・バッカがヘッドで合わせ、先制点。同30分にはDFクリスティアン・サパタのロングフィードから最後はMFエドウィン・カルドナが粘ってつないだボールをハメスが左足でゴール右隅に流し込んだ。

 2点ビハインドのパラグアイは前半34分、右サイドの深い位置で得たFKからMFオスカル・ロメロが入れたボールをDFパウロ・ダ・シルバがヘッドで流し込んだが、オフサイドの判定。同アディショナルタイム5分には、ペナルティーアーク左あたりからのFKをFWダリオ・レスカノが直接狙ったが、クロスバーに嫌われた。

 後半の45分間で逆転を目指すパラグアイは後半開始からDFビクトル・アヤラとFWホルヘ・ベニテスを投入した。後半17分、右CKからロメロがヘディングシュートもGKダビド・オスピナのファインセーブに阻まれた。同25分にはバッカにゴールネットを揺らされ、ダメ押しかと思われたが、オフサイドの判定で冷や汗をかいた。すると、直後にアヤラが敵陣中央でボールを受けると迷うことなく右足一閃。無回転ミドルがゴール左に突き刺さり、1-2と1点差に詰め寄った。

 しかし、後半36分にロメロが2枚目の警告を受けて退場。1人少なくなったパラグアイは躍動するハメスを中心としたコロンビアの攻撃を跳ね返すのが精いっぱいで同点に追いつくことができず、試合は2-1のままタイムアップ。パラグアイは12日の最終節でアメリカと対戦するが、グループリーグ突破には勝利が絶対条件となってしまった。


●コパ・アメリカ2016特設ページ

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