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群馬ルーキーFW瀬川がクラブ史上2人目のハットトリック

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[6.8 J2第17節 北九州0-3群馬 本城]

 ザスパクサツ群馬のルーキーFW瀬川祐輔がハットトリックを決める活躍を見せた。

 群馬は敵地でギラヴァンツ北九州と対戦。瀬川は前半12分にMF高瀬優孝のパスを受けて左足でゴールネットを揺らすと、同43分には再び高瀬のクロスを頭で合わせて加点。そして後半アディショナルタイムに相手のミスを突いて右足で無人のゴールに流し込み、ハットトリックを完成させた。

 ゴールは開幕戦以来だった瀬川は、「素直にうれしいです。どんなに頑張っても点が取れず、しかも勝てない時期があった。ハットトリックと言うよりは、無失点で勝利に貢献できたことが大きい」と胸を張る。そして2アシストの高瀬に感謝すると、「優孝くんはJでも一番クロス数が多い。にも関わらずアシストが全然付いていないので、貢献できてうれしい。3点目も優孝くんからのパスだったのでアシストにしてほしい」と白い歯をこぼした。

 服部浩紀監督は「前を向いたら結果を出せる。これまでは前を向けるようなプレーが出来ていなかった。これに満足せずにやってほしい」と更なるゴール量産を指令。「コンパクトな狙いとする守備もできていた。これを継続することが大事。次の試合も結果を出したい」と力を込めた。

 なお、群馬のハットトリックは12年9月23日のJ2第35節でMF小林竜樹が記録して以来で、クラブ史上2人目。今季のJ2では4回目で通算121回目となった。

●[J2]第17節 スコア速報

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