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[コパ・アメリカ]ペルーが2点先取もエクアドルが追いつきドロー、B組突破は最終節にもつれ込む

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[6.8 コパ・アメリカB組第2節 エクアドル2-2ペルー]

 コパ・アメリカのB組第2節が8日に行われた。ペルー代表が2点を先取したものの、エクアドル代表が追いつき、2-2で引き分けた。これによりB組のグループリーグ突破は最終節にもつれ込むことになった。

 試合はペルーが2点を先取。前半5分、縦パスを受けたFWパオロ・ゲレーロ(フラメンゴ)からのパス。FWクリスティアン・クエバ(トルーカ)がターンから相手DFの股間を抜き、前進して右足シュート。ペルーが1-0とリードを奪った。

 さらに前半13分にはDFレンソ・レボレド(S・クリスタル)の右クロスをゲレーロが頭で落とし、PA左のFWエディソン フローレス(ウニベルシタリオ)が左足で決める。2-0と一気に差を広げた。

 それでもエクアドルがファーストシュートを得点につなげ、まずは1点を返す。前半39分、右サイドMFアントニオ・バレンシア(マンチェスター・U)が中へ折り返すと、待ち構えていたFWエネル・バレンシア(ウエスト・ハム)が胸トラップから右足シュートを突き刺した。1点差にして前半を終える。

 すると迎えた後半開始3分、エクアドルが追いついた。左サイドでのパス交換から抜け出たMFジェフェルソン・モンテーロ(スウォンジー)がゴール前へ折り返し、詰めていたFWミレル・ボラーニョス(グレミオ)が押し込む。2点ビハインドを跳ね除け、試合を振り出しに戻した。

 2-2となった後は互いにゴールネットを揺らすことはできない。エクアドルがサイドから攻め込み、ペルーが耐えるシーンが続いた。後半終了間際のアディショナルタイム3分には、ペルーのカウンターを止めようとしたDFガブリエル・アチリエル(エメレク)がゲレーロを倒し、2枚目の警告を受けて退場する。エクアドルが数的有利に立ったものの、すぐにタイムアップ。試合は終了し、2-2で引き分けた。

●コパ・アメリカ2016特設ページ

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