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ラッシュフォード:「現実だとは思えない」 デビューからわずか4カ月で欧州の大舞台へ

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 マンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォードは、イングランド代表として開幕を迎えるEURO2016を前に、今年に入ってからの自身のサクセスストーリーは「現実だとは思えない」と振り返っている。

 ユナイテッド下部組織でプレーしていたラッシュフォードは、今年2月にトップチームにデビュー。ヨーロッパリーグ敗退の危機に立たされていたチームを救う2ゴールを決めると、その3日後のアーセナル戦でも再び2得点を決め、一躍スターダムにのし上がった。

 ユナイテッドで定位置を確保してシーズンを終えると、ロイ・ホジソン監督からイングランド代表への初招集を受けることに。代表デビュー戦でもわずか2分あまりでネットを揺らし、そのままユーロに向けた最終メンバーにも残されることになった。

 11日に予定されるユーロ初戦のロシア戦を目前に控え、ラッシュフォードはイングランドサッカー協会(FA)のインタビューに次のように語っている。

「クリスマスの頃には、ユナイテッドのU-21チームに上がろうと頑張っていたところだった。今ここにいるのはただただ驚きだよ。振り返ってみれば現実だとは思えないね」

 EURO出場の可能性はデビュー直後から騒がれ始めたが、その頃にはまだ本格的に意識することはなかったようだ。

「イングランド代表のことは本当にまったく考えていなかった。ユナイテッドでは次々と試合が続いていたから、そのことだけに集中していたんだ」

「初めて代表のドレッシングルームに来て、選手たちの背中のネームを見渡すと、現実だとは思えなかった。そういうところからプレッシャーが生まれてパフォーマンスに影響するものだと思うから、あまり考え過ぎないようにしたけどね」


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