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ルーニー:「プレーは良い方に変わったと思う」 ロシアとの初戦の重要性も強調

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中盤起用が見込まれるイングランド主将。「ロシアはルーニーを恐れない」との見方に反発

 イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、11日に行われるEURO2016初戦のロシア戦を前に、代表チームでの自身の影響力が低下したという見方に反発している。

 長年にわたってイングランドのエースストライカーとして君臨し、昨年には同国の歴代最多得点記録も塗り替えたルーニー。だが所属するマンチェスター・ユナイテッドでは中盤で起用される機会も増え、今季はプレミアリーグで12年ぶりに1桁得点に終わった。代表チームでもここのところ中盤に置かれ、EUROでも引き気味の位置でプレーすることが見込まれる。

 だが、その変化は決してネガティブなものではないとルーニーは主張した。ロシアはもはやルーニーを恐れないのではないか、というロシア記者の言葉に対し、ルーニーが会見で次のように答えたとしてイギリス『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

「サッカーを見る人には誰でも意見を言う権利がある。僕は自分の持っている力を分かっているし、ここで自分を擁護する必要があるわけじゃない」

「ここ数年で自分のプレーが少し変わってきたことは分かっているけど、僕としては良い方に変わったと思っている。だが、僕にとって意味のある意見は監督やコーチたちの意見だ」

 初戦でイタリアに1-2の敗戦を喫し、結局グループステージ敗退に終わった2014年ワールドカップを教訓として、好発進を切ることが非常に重要だとルーニーは強調している。

「初戦がどれだけ重要なのかは分かっている。2年前はそれが高くついてしまった。初戦で良いスタートを切ることが重要だ。選手たちの間でもそういう話はしたし、明日の試合に向けて準備はできている」

「すごく才能ある選手たちが揃っているチームで、大きなことを成し遂げられる力があると思う。だが、トーナメント戦は別物だ。僕らにとってチームとして大きな挑戦だと思うし、うまくやれることを期待しているよ」


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