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MF汰木の今季2点目が決勝弾、山形が讃岐を下し3戦ぶり白星

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[6.12 J2第18節 山形2-1讃岐 NDスタ]

 15位モンテディオ山形が10位カマタマーレ讃岐を2-1で退け、3試合ぶりの白星を手にした。敗れた讃岐は今季2度目の連敗となった。

 開始から攻勢を続けたホームの山形。14年まで10シーズンを山形で過ごした讃岐GK清水健太の牙城を崩せずにいたが、前半44分にようやく均衡を破った。FWディエゴのスルーパスに左サイドから走り込んだDF高木利弥がゴールライン際から左足でクロスを送ると、ファーのDF宇佐美宏和が右足で折り返す。最後はPA内中央のFW林陵平が右足で押し込み、先制ゴールを挙げた。

 我慢の時間が続いていた讃岐は後半20分に一瞬の隙を突き、同点に追いつく。PA手前でパスを受けたFW仲間隼斗が相手DFの間をドリブルですり抜け、PA内右から右足で速いクロス。ファーのFW木島徹也がダイビングヘッドでねじ込み、1-1とした。

 攻め込みながらも勝ち越しゴールを奪えずにいた山形だったが、期待の20歳MFが大仕事を果たした。後半39分、FKのこぼれ球をPA手前左のMF汰木康也が拾うと、少し右に持ち出してから右足を強振。右ポストを直撃したシュートが相手DFに当たり、ラッキーな形でゴールネットを揺らした。

 汰木の今季2得点目が決勝ゴールとなり、山形が2-1で勝利。勝ち点で並んだ讃岐を得失点差で上回り、10位に浮上した。

●[J2]第18節1日目 スコア速報

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