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[コパ・アメリカ]メキシコがGL首位通過! ベネズエラに先制もコロナの個人技でドローに持ち込む

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[6.13 コパ・アメリカC組第3節 メキシコ1-1ベネズエラ]

 コパ・アメリカは13日、グループCの最終節を行った。すでにグループリーグ突破を決めているメキシコ代表とベネズエラ代表の一戦は、1-1で引き分けた。得失点差でメキシコが首位通過を決めている。

 試合はウノゼロ(1-0)2連勝中のベネズエラが先制に成功する。前半10分、FKからPA右のFWクリスティアン・サントスがヘッドで折り返したボールをDFホセ・マヌエル・ベラスケスが半身の状態から右足ボレー。アクロバティックなシュートをゴールネットに突き刺し、W杯南米予選では6試合を終えて最下位のベネズエラがスコアを1-0とした。

 1点ビハインドのメキシコは前半18分にアクシデント発生。FWハビエル・アキーノが負傷し、FWヘスス・マヌエル・コロナとの交代を余儀なくされた。同22分には右からカットインしたFWイルビング・ロサーノがFWオリベ・ペラルタとのワンツーから左足シュートを放つもGKダニ・エルナンデスの正面。前半終盤に向けては左サイドから攻撃を組み立てたが、0-1で前半を終えた。

 後半開始からDFミゲル・ラユンを投入したメキシコは、同23分にもエースFWハビエル・エルナンデスを入れ、攻勢を強めると同28分に決定機。PA手前の右脇で獲得したFKをゴール前に入れると、DFディエゴ・レジェスがヘッドで合わせる。GKエルナンデスが弾いたボールをDFエクトル・モレノが右足で押し込もうとしたが、これもGKエルナンデスに防がれ、同点のチャンスを逃した。

 メキシコは後半34分にもPA左に侵入したヘスス・コロナがフィジカルで相手のマークをはがし、鋭い切り返しでもう1人かわして右足シュート。決定機だったが、角度がなかったため、枠をとらえることはできず。それでも直後に待望の同点ゴールが生まれる。同35分、左サイドでパスを受けたヘスス・コロナがドリブルでカットインし、スルスルと相手の間を抜けてPA中央から右足を振り抜く。圧巻の個人技でゴールネットを揺らし、メキシコが1-1とした。

 これで勢いを増したメキシコは後半42分にも右からの折り返しをフリーでチチャリートが右足シュートも相手DFに防がれる。その後はオープンな展開となり、得点は生まれず、1-1のままタイムアップ。勝ち点7で並んだものの得失点差でメキシコがC組1位でグループリーグ突破を決めた。なお、首位突破のメキシコはD組2位と、2位通過のベネズエラはD組1位と19日に準々決勝を行う。


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