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ケルン、エースストライカーが退団へ? 大迫の起用法にも影響か

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モデスト、北京国安やウェスト・ハム移籍の可能性が浮上

 ケルンFWアンソニー・モデスト(28)は、今夏に移籍することになるかもしれない。選手側から契約解除条項を行使する動きがあったという。

 フランス人のモデストは2015年夏にホッフェンハイムからケルンに加入。新クラブではリーグ戦34試合に出場して15ゴールを記録し、エースの座を獲得している。

 そんなモデストだが、ケルンとの契約には今月15日まで行使が可能だった契約解除条項が盛り込まれていた。その条項において違約金は700万ユーロ程度に設定されているが、期日に同選手の代理人を通じて、それを行使する動きがあったとのことだ。

 ケルンのヨルク・シュマットケGM(ゼネラルマネジャー)はドイツ『エクスプレス』に対して、その条項が「法的に有効な形で行使されていない」ことを強調している。だが同メディアは、クラブが北京国安やウェスト・ハムからの関心が伝えられるモデストを引き留めるのは困難だと予想している。

 FW大迫勇也はモデストの活躍により、本職ではない2列目の位置での起用が多く、シーズン後半戦はレギュラーの座を失っていた。モデストが移籍する場合には状況が変化する可能性もあるが、それでも定位置を確保するために奮闘しなければならないようだ。

 というのも、ケルンは15日にハンブルガーSVとの契約が満了となるラトビア代表FWアルチョムス・ルドネフス(28)の獲得を発表。同選手の本職はセンターフォワードであり、大迫と最前線のポジションを争うライバルが加わった格好だ。

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