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クロアチア逆転劇の裏にモドリッチの助言…PK失敗のS・ラモス「彼は僕のことをよく知っている」

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[6.21 EURO D組第3節 クロアチア2-1スペイン ボルドー]

 太もも痛で出番はなかったが、MFルカ・モドリッチが裏方としてクロアチア代表の逆転勝利に貢献した。

 EURO2016は21日、グループリーグ第3節でクロアチアとスペイン代表が対戦。前半7分に先制されたクロアチアだが、前半45分にMFイバン・ペリシッチが上げたクロスをFWニコラ・カリニッチが合わせ、同点とした。そして後半25分、DFシメ・ブルサリコのファウルでPKを献上。絶体絶命のピンチだったが、キッカーのDFセルヒオ・ラモスのシュートをGKダニエル・スバシッチが止めると、終了間際の後半42分にカウンターからペリシッチが決勝点を奪い、クロアチアが逆転勝利をおさめた。

 欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトによると、「逆転できてラッキーだったよ」と勝利を喜んだGKスバシッチは、「(PKの前にダリヨ・スルナが)こっそりアドバイスをくれたんだ。ルカ(・モドリッチ)が、待ってから右へ跳ぶように言ってたってね。その通りにやったら、うまくいったんだ」と、キッカーのS・ラモスとレアル・マドリーでチームメイトのモドリッチから助言があったことを明かした。

 勝ち越しのチャンスを逃したS・ラモスは、「(モドリッチが)待って右に跳ぶように言ってたらしいね。毎日一緒に練習しているから、彼は僕のことをとてもよく知っている。確かに、(GKが)ずっと動かなかったから直前に蹴る方向を変えてしまったんだ」と唇を噛んだ。

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