ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、EURO2016でのグループステージ突破を喜びつつ、決勝トーナメントに向けた意気込みを口にしている。

　22日に行われたグループF最終節の試合で、ポルトガルはハンガリーと対戦。3度のリードを許す苦しい展開となったが、C・ロナウドの2ゴールなどで同点に持ち込み、勝ち点3のグループ3位でベスト16進出を果たした。

　C・ロナウドはこの試合で、史上初となるEURO4大会での得点、および本大会通算出場数の最多記録(17試合)を達成している。試合後にはポルトガル『RTP1』に次のようにコメントした。

「記録?いつも言っているように、自然に起こることだよ。また2つの素晴らしい記録をつくることができてうれしいけど、優先していたのはチームが勝ち進むことだ」

「勝つことはできなかったが、目標は達成できた。もちろん勝ちたいと思っていたけど、チームは良い戦いをしていたよ。クレイジーな試合だったね。すごく暑くもあった。3度敗退の危機に立たされたけど、何とか進むことができたよ」

　3位通過となったポルトガルだが、そのおかげで決勝トーナメントでは強豪国の居並ぶ山を回避することができた。ベスト16では、2連覇中の王者スペインを下してグループDを首位通過したクロアチアと激突する。

「クロアチア戦は五分五分の試合になると思う。良いプレーをした方が次へ進むだろうね。スペインを倒すのはどんなチームにでもできることじゃない。でも僕らは自分たちの武器や自分たちのクオリティーを分かっているよ」

---

●EURO2016特設ページ