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スウェーデン指揮官「イブラにはもう少しいい最後を飾らせてやりたかった」

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[6.22 EURO E組第3節 スウェーデン0-1ベルギー ニース]

 自身にとってもスウェーデン代表を指揮する最後の試合となったが、エリック・ハムレン監督は「ズラタンにはもう少しいい最後を飾らせてやりたかった」と後悔を口にした。欧州サッカー連盟(UEFA)公式サイトが伝えている。

 1分1敗でグループリーグ最終節を迎えたスウェーデンは、この日ベルギー代表と対戦。お互いのゴール前を行き来する好ゲームとなったが、前半5分のFWマルクス・ベリのボレーなど、決定機をいかせないでいると、後半39分にMFラジャ・ナインゴランに決勝ゴールを決められ、1勝も挙げることができないままEUROを去ることになってしまった。

 スウェーデンはハムレン監督のほかに、FWズラタン・イブラヒモビッチやGKアンドレアス・イサクション、MFキム・シェルストレームが今大会限りで同代表を引退する。指揮官は「スウェーデンを代表して戦うことの意味、ここに来ていることの意味を話し合ったが、選手たちはこれ以上ないほどの戦いを見せてくれた。負けはしたが、彼らを誇りに思う」と今大会を振り返った。

「ズラタンにはもう少しいい最後を飾らせてやりたかった。イサクソンとシェルストレームについても同じ気持ちだ。2人とも長く代表で活躍してきたが、これで引退となる。第2のズラタン?彼は特別で唯一無二の存在だ。スウェーデンみたいな小国で彼のような選手を見つけることはできないと思う」

 なお、ハムレン監督退任後はヤンネ・アンデション氏がスウェーデンを指揮する。

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