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最大で「格差17倍」 選手の市場価格で見るユーロ決勝トーナメント1回戦

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大会前の時点で価値ナンバーワンはドイツ

 25日に行われるスイス対ポーランド戦を皮切りに、いよいよユーロ2016決勝トーナメントの戦いがスタートする。8つの対戦カードを、選手の市場価格によるランキングで比較してみよう。

 『Goal』では大会開幕前に、独自集計によりユーロに出場する全24チームの市場価格ランキングを紹介した。1位はドイツの総額5億6200万ユーロ(約680億円)、最下位の24位はハンガリーの2730万ユーロ(約33億円)というものだった(換算レートは掲載当時のもの)。

 市場価格の上位8チームがすべて決勝トーナメントに進んだことを考えると、ある程度は実際のチーム力と相関関係があるとも言えるのかもしれない。9位のトルコが、グループステージで敗退した中で最も市場価格の高いチームとなった。一方で21位アイスランド、23位北アイルランド、24位ハンガリーが16強に勝ち進む健闘を見せている。

 決勝トーナメント1回戦の8カードのうち、最大の「格差対決」となるのはそのハンガリーとベルギー(3位)のカード。選手の市場価格総額には実に約17倍もの開きがある。こういった視点から番狂わせを期待してみるのも面白いかもしれない。

 続いてイングランド(5位)対アイスランドは約11倍、ドイツ対スロバキア(16位)は約6倍の格差。ウェールズ(12位)対北アイルランド、フランス(4位)対アイルランド(17位)もそれぞれ約5倍の差となる。

 前回大会決勝の再現となるスペイン(2位)とイタリア(8位)の大一番では、スペインの市場価格がイタリアの2倍以上。一方、クロアチア(7位)対ポルトガル(6位)、スイス(11位)対ポーランド(10位)はほとんど格差のない対戦カードということになった。

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