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新潟がFW山崎の今季初弾で完封勝利! 序盤のGK守田負傷交代のピンチ乗り越える

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[6.25 J1第1S第17節 新潟1-0鳥栖 デンカS]

 15位アルビレックス新潟がFW山崎亮平の今季初ゴールで13位サガン鳥栖を1-0で退けた。新潟は2試合ぶりの勝利、鳥栖は5試合ぶりの敗戦となった。

 開始から主導権を握ったのは新潟。前半6分、リーグ戦今季初スタメンのFW鈴木武蔵がスルーパスを受け、右から折り返す。PA内で山崎がスルーし、ファーから走り込んだFW田中達也が右足で合わせるも、GK林彰洋にセーブされた。

 前半16分には鳥栖がチャンスを迎える。MF鎌田大地が絶妙なスルーパスを送り、裏へ抜け出したFW豊田陽平がPAのライン付近から左足でシュート。しかし、飛び出したGK守田達弥に体を張って防がれた。

 ピンチをしのいだ新潟だったが、このシュートシーンの直後に守田の顔面に豊田の膝が激突しており、守田は流血してプレーが一時中断。結局、守田はタンカで運び出され、前半21分にGK川浪吾郎との交代を余儀なくされた。

 新潟はアクシデントにも動じず、前半43分にMF加藤大の左CKをニアのDFコルテースがバックヘッドでそらし、フリーのDF大野和成がファーに飛び込む。あとは押し込むだけの決定機だったが、ヘディングは枠の左に外れた。

 ペースをつかめない鳥栖は後半に入ると、FW富山貴光に代えてFW早坂良太、MF福田晃斗に代えてMF岡本知剛を投入する2枚替えを敢行。積極的に前からプレスをかけ、流れを引き寄せようとした。後半11分にはMF金民友の右CKにゴールエリア中央のDF谷口博之が高いジャンプから頭で合わせるが、惜しくもクロスバーを越えた。

 その後は両チームとも足が止まり始め、膠着状態となる。ホームの新潟は後半32分に鈴木を下げてMF成岡翔を投入。すると直後の同33分、ついにスコアが動いた。

 MFレオ・シルバがPA手前でキープし、左から走り込んだコルテースにスルーパス。PA内左からコルテースがクロスを送ると、中央の加藤がダイビングヘッドで合わせる。左ポストに当たったものの、跳ね返りを山崎が右足で押し込み、先制ゴール。この1点を最後まで守り切った新潟が鳥栖と順位を逆転させ、13位で第1ステージを終えた。

●[J1]第1ステージ第17節 スコア速報

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