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[コパ・アメリカ]ハメスが絶妙ループパスで決勝点の起点に…コロンビアが米国に連勝で8大会ぶり3位に

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[6.25 コパ・アメリカ3位決定戦 アメリカ0-1コロンビア]

 コパ・アメリカは25日、アメリカ代表とコロンビア代表による3位決定戦が行われた。開幕戦と同カードとなった一戦は1-0でコロンビアが制し、1995年以来8大会ぶりの3位で今大会を終えた。

 開幕戦でアメリカに勝利していたコロンビアは前半12分、MFフアン・クアドラードのパスをペナルティーアーク手前で受けたMFハメス・ロドリゲスがトラップから素早く左足を振り抜く。低い弾道のシュートが枠内に飛んだが、これはGKティム・ハワードの守備範囲内だった。

 それでもコロンビアは前半31分、ハメスがオーバーラップしたDFサンティアゴ・アリアスの動きに合わせてループパス。PA右からアリアスがヘッドで折り返したボールをFWカルロス・バッカが右足で押し込み、コロンビアが先制のゴールネットを揺らした。

 アメリカもサポーターの声援を受けて勇気をもってゴールに攻め込むもコロンビアの守備を崩すことができない。前半43分、MFジャーメイン・ジョーンズが左サイドから上げたクロスがアリアスに当たってオウンゴールかと思われたが、わずかに枠を外れる。後半6分には、ゴールほぼ正面でFKを獲得。キッカーのFWクリント・デンプシーが放ったシュートはゴール右に飛んだが、GKダビド・オスピナの横っ跳びセーブに阻まれた。

 後半はお互いのゴール前を行き来する白熱の展開に。同16分、コロンビアはPA手前からクアドラードがループシュートを放つ。チップキックで放たれたシュートはGKハワードも見送ったが、クロスバーを叩いてしまう。アメリカも直後の同17分、PA中央からFWボビー・ウッドが左足シュートを放ったが、右ポスト直撃。お互いにチャンスをモノにできなかった。

 その後は両チームがシュート精度を欠き、試合は1-0でタイムアップ。開催国のアメリカは悔しい“連敗”で1995年大会と同じ4位に終わった。

●コパ・アメリカ2016特設ページ

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