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イタリアからプレミアに渡ったゾラ氏、イギリスのEU離脱は「問題に」 選手流出を危惧

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 元チェルシーのジャンフランコ・ゾラ氏は、イギリスのEU離脱がプレミアリーグに大きな影響を及ぼすことを懸念している。イングランドから優れた選手たちが遠ざかる可能性を考えているようだ。

 イタリア人ながらチェルシーで活躍し、サポーターから愛されたゾラ氏は、今回の国民投票の結果を受け、『Goal』に対して次のように話してくれた。

「サッカー界への影響は避けられないだろう。多くの選手にとって、イングランドでプレーするのがより難しくなる。他国のクラブが少しアドバンテージを手にすることを考慮すれば、問題になるね。いずれにしても、重要なことだ。イングランドだけでなく、全世界の市場にショックをもたらすだろう」

 一方で、元イタリア代表のゾラ氏は、27日に行われるユーロ2016決勝トーナメント1回戦でイタリアが対戦するスペインをたたえている。

「スペインは(4年前から)成長したわけではないが、同じレベルにあると思う。偉大な代表チームがすべてそうであるように、スペインにも彼らの時期があった。ジネディーヌ・ジダンが若かったころのフランスや、今のドイツと同じだ。スペインの時代はまだ終わっていない。彼らが有力な優勝候補になると確信しているよ」

 イタリア代表を率いるアントニオ・コンテ監督は、来季からゾラ氏の古巣チェルシーを率いる。

「コンテが成功できるように願っているよ。戦術的なコンテの信条は、優れた組織と多くのサポート、そして強い規律を土台とする。チェルシーはイタリアと違うチームだが、新シーズンはスタンフォード・ブリッジでそういった要素、新たなスピリットを見ることができると思う」

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