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国内ラストマッチは‟仮想ナイジェリア”…U-23代表DF植田「五輪につながる試合をしたい」

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 鹿島アントラーズの第1ステージ優勝に大きく貢献した。しかし、それももう過去のことだ。DF植田直通の視線は前だけを見据えている。

 トゥーロン国際大会期間中にチームを離れた以外はJ1での試合に全試合フル出場を果たし、第1ステージ優勝を決めた第17節福岡戦でも鉄壁の守備を披露して完封勝利へと導いた。しかし、「第1ステージを取ったからといって満足はしていない」と満足感はなく、「すぐに第2ステージも始まるので、第1ステージで出た課題をしっかりと直していきたい」とさらなる成長を遂げようとしている。

 だが、まずは「今は代表に集中して、U-23南アフリカ代表戦に向けて良い準備をしたい」と目の前にあるU-23日本代表の活動だけに集中する。

 五輪本大会の初戦では同じくアフリカ勢のナイジェリアと対戦するため、U-23南アフリカは「五輪に向けての良いシチュエーションになる相手」。「自分たちにどういうことができるか、相手がどういうことをやってくるのかを確かめる良い機会なので、僕自身すごく楽しみ。結果を出し、五輪につなげられるような試合をしたい」と自身の力、そしてチームの力を示そうと燃えている。

(取材・文 折戸岳彦)

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