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ピケ:「今のスペインはW杯やユーロで優勝した頃のレベルにはない」

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 27日に行われたユーロ2016決勝トーナメント1回戦の試合で、スペイン代表はイタリア代表に0-2で敗れる結果に終わった。DFジェラール・ピケは、現在のスペインが以前のようなレベルにはないと認めている。

 ユーロ3連覇を目指して大会に臨んでいたスペインだが、前回の決勝で倒したイタリアにリベンジを許す形に。2年前のブラジル・ワールドカップ(W杯)でのグループステージ敗退に続いて、またも早い段階で大会を去ることになった。ピケは試合後に次のようにコメントしている。

「みんな落ち込んでいるよ。大きな大会のベスト16で敗れたんだから当然のことだ。もう少し勝ち進みたいと思っていたけど、そうはならなかった。これからはロシア(W杯)のことを考えるしかない」

「後半はより1対1の形をつくれたけど、全体的に相手の方が上回っていた。うまくいかないこともある。勝つためにはスペインが相手より良いプレーをしなければならないが、今日はそうならなかった」

 ユーロ2008から続いた主要国際大会3連覇は、もはや遠い記憶となりつつある。

「1つの時代が終わった?僕からは何とも言えないけど、確かなことは、今の代表チームはW杯やユーロで優勝したときのようなレベルではないということだ」

「有望な選手たちもいるけど、(以前と)同じようなレベルにはない。それは受け入れるべきだ。(5月の)親善試合でジョージアに敗れたときから、優勝候補ではないことは分かっていた。僕らが最高のチームではないということは認めなければならない」

 バルセロナのチームメイトであるFWリオネル・メッシがアルゼンチン代表からの引退を表明したことについては次のように述べた。

「直接話はしていない。彼にとって大きなショックだったと思う。彼が持っている競争心は分かっているし、これからまた立ち上がるはずだ」

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