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五輪代表の練習パートナーにU-19代表4人、磐田FW小川航基らがブラジルへ帯同

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 日本サッカー協会は1日、リオデジャネイロ五輪代表メンバー18人を決定し、バックアップメンバー4人とトレーニングパートナー5人も合わせて発表した。

 トレーニングパートナーには、バックアップメンバーも兼ねるGK杉本大地(徳島)のほか、2020年の東京五輪を目指すU-19世代から4人を選出した。DF小島雅也(仙台)、MF渡辺皓太(東京Vユース)、MF冨安健洋(福岡)、FW小川航基(磐田)の4選手で、いずれも現在、アメリカ遠征中のU-19日本代表に招集されている。

 手倉森誠監督は「18人でしか五輪の準備ができないと考えたとき、なくてはならないパートナーについて、会長からすかさず『若い選手を連れていったらどうか』という提案があり、そこに甘えさせてもらった」と説明。会見に同席した田嶋幸三会長は「東京五輪も考えた形で手倉森監督が認めてくれたことに感謝したい」と述べた。

 U-19日本代表は今秋にAFC U-19選手権を控えており、5大会ぶりのU-20W杯出場を目指している。現在はアメリカでNTC招待大会に参戦中。手倉森監督は「リオ五輪のあとの東京五輪を考えたら、彼らをここで五輪チームに絡ませることは大事。今、アメリカで最終予選に向けて準備をしているが、(五輪代表への帯同が)最終予選に向けた万全な体制につながればいいし、是非、東京五輪につなげてほしい」と語った。

 トレーニングパートナーはチームがブラジルに出発する7月21日から合流。本大会前最後の強化試合となるU-23ブラジル代表戦翌日の7月31日まで帯同する。その後も杉本のみブラジルに残り、U-19世代と入れ替わる形でバックアップメンバーが8月1日から13日までチームに帯同する予定となっている。

(取材・文 西山紘平)

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