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ブッフォン、対戦を前にノイアーを称賛 「38歳の僕と比較するのは侮辱的」

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ライバルをたたえつつ、「僕は自分が何者か分かっている」

 イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、ユーロ2016準々決勝のドイツ戦を前に、改めてGKマヌエル・ノイアーの力を称賛している。そのうえで、自らの力も自覚していると述べた。

 2日の準々決勝で注目ポイントの一つとなるのが、世界最高峰の守護神対決だ。先日、「ノイアーが自分より上だ」と発言したブッフォンは、対戦を前にした1日の会見で次のように述べている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

「ノイアーの方が僕より強いと言ったのは、それによって僕が動じることも、僕の価値が下がるわけでもないからだ。マヌエルと38歳の守護神を比較するのは、侮辱的というものだろう。この4、5年、彼はあらゆる点で素晴らしいGKであることを示している。僕は自分が何者か分かっているよ」

 世界王者ドイツとの対戦だけに、難しい一戦となるのは当然だ。だが、ブッフォンはイタリアも自信を深めていると述べた。

「今日まで僕らはうまくやってきた。でも、明日はそれ以上であろうと努めたい。前進し、夢を見続けるには、それしかないんだ。厳しい戦いになる。心身ともに限界ぎりぎりとなるだろうね。でも、ベルギー、スウェーデン、スペインを下し、僕らの自信も増しているよ」

 ブッフォンは2006年のワールドカップや2012年のユーロでもドイツと対戦し、勝利を収めている。だが、4年前よりもドイツとイタリアの間にはより大きな差があると述べた。

「2006年のときの方が不安だった。アウェーだったし、ホスト国との対戦だったからね。2012年のときは、僕らが不利とみられていたし、決勝に進むには快挙を成し遂げなければいけないと分かっていた。今は10年前より4年前の状況により似ているかな。ただ、僕らが埋めなければいけない差はさらに大きくなっている」

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