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ベイル:「C・ロナウドとの対戦ではなくポルトガルとウェールズの対戦」

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快進撃続くウェールズ、ユーロ決勝進出なるか

 ウェールズ代表FWガレス・ベイルは、ユーロ2016準決勝のポルトガル戦はチームとチームの戦いであり、FWクリスティアーノ・ロナウドとの個人の戦いではないことを強調している。

 ウェールズは1日に行われた準々決勝でベルギーと対戦し、3-1の勝利を収めて準決勝進出を果たした。ユーロ本大会は初出場のウェールズだが、ワールドカップ(W杯)を含めても58年ぶりの出場となった国際大会で快進撃を見せている。

 エースとしてチームをけん引するベイルは、試合後に次のように喜びの言葉を述べている。スペイン『マルカ』『アス』などがレアル・マドリー所属の同選手のコメントを伝えた。

「信じられないようなことだよ。僕らは自分たちが何をやれるか分かっていて、明確なゲームプランがあった。それにベルギーのことは過去の対戦から完璧に知っていたんだ。プランを完璧に遂行して、間違いなく勝利にふさわしい戦いができたよ」

「別の試合で犯したミスから学んで、僕らは試合ごとに強くなり続けている。今はすごくやりやすく感じているよ。相手が力のあるチームで、優れた個人がいることは分かっていたけど、本物のチームなら何ができるかということを見せられたね」

 6日の準決勝ではポルトガルと対戦。ベイルは決勝進出への意気込みを口にした。

「今夜はこの勝利を喜ぼう。決勝に進めるかどうかは自分たち次第だ。ウェールズという国が経験したことのないような歴史的な何かを成し遂げられるかもしれない」

「W杯準々決勝に進んだ1958年のチームのことを僕らはすごく誇らしく思っているけど、今は僕らの時代だ。その中で輝きたいと思っている」

 ポルトガル戦ではマドリー同僚のC・ロナウドとの激突が注目されるが、ベイルはあくまでチーム同士の戦いだと主張。「ポルトガルとウェールズとの試合だ。クリスティアーノ・ロナウドとの試合ではないよ」とコメントしている。

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