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独メディアが宮市を特集 「ロケット・リョウが大きな目標に向かって発進!」

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 ザンクト・パウリFW宮市亮は、2016-17シーズンの活躍に注目が集まっている。ドイツ『ハンブルガー・モルゲンポスト』は同選手を特集し、「ロケット・リョウが大きな目標に向かって発進!」と題した記事を掲載した。

 宮市は1年前、ラージョとのテストマッチで左ひざ前十字じん帯断裂の重傷を抱えてしまい、ほぼ1シーズンを棒に振った。そのため、この夏最初の補強という言い方もされている。

 その宮市は、良い形で2015-16シーズンを終えた。5月15日、エーワルド・リーネン監督は当初の予定を変更し、それまで終盤に途中出場させるだけだった宮市を先発で起用。ブンデスリーガ2部最終節のカイザースラウテルン戦でスタートからピッチに立つと、5-2で勝利したこのゲームで2ゴールを挙げて喜びの涙を流している。

 この瞬間を振り返り、宮市は「あのときは解放されたような気持ちでした。ケガをしたときは、本当に復帰できるのか不安な気持ちもあったので」と語った。

 ひざはすでに問題なく、現在はすねの打撲の治療をしているところだという。だが、それ以外は心身ともに良い状態のようだ。「家族や友達と会ったことが、僕にとって大きかったし、良かったです」と、オフは実家で良いリフレッシュができた様子である。

 ドイツ語は順調に上達しており、「監督が話していることの8割くらいは理解できています」とのこと。それでも、さらなる向上を誓っており、プレシーズンキャンプ終了後は、週2~3回のドイツ語のレッスンを受けるようだ。

 なお、この記事は、宮市が言葉でもスポーツ面でも100%に到達すれば、“最初の新戦力”がザンクト・パウリに大きな喜びを与えるだろうと締めくくられている。

 ザンクト・パウリはオーストリアキャンプ中の14日、ドルトムントとのテストマッチを予定している。宮市対香川真司が実現するかもしれない。

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