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カントナ氏がイブラをけん制?「ユナイテッドのキングは一人、プリンスにはなれるかも」

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 マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるエリック・カントナ氏が今夏に移籍加入してきたFWズラタン・イブラヒモビッチをけん制した。『ユーロスポーツ』のビデオ内で語った内容を『ESPN』が伝えた。

 今月1日にイブラヒモビッチはパリSGとの契約満了に伴い、次の移籍先はユナイテッドだと公表。その後にクラブから公式発表がされた。

 カントナ氏はスウェーデン代表FWの加入を「ズラタンには個人的なメッセージがある」と切り出し、「君はマンチェスター・Uに入ることを決断した。それは今まで君がした選択の中でベストのものだ」と歓迎した。

「”夢の劇場”(オールド・トラッフォード)に足を踏み入れた瞬間から、これまでのレジェンドたちの亡霊を感じるんだ。ゴールを決めると、スタジアム中からその選手の名前を歌う声が聴こえる。それを聞くとが心が打たれて、さらに強くなれるんだ。そしてその瞬間、ファンたちが君を愛しているぐらい、君もファンたちのことを愛していることに気づく。友よ、君も時期に分かるだろう。その時、マンチェスター・Uが君のホームになるんだ」

 しかし一方で、現役時代はマンチェスター・Uの“キング”として多くのファンたちから愛されてきたカントナ氏は、パリSGの“キング”だったイブラヒモビッチをけん制した。

「ただ一つだけ。マンチェスター・Uにはキングは一人しか存在しない。君が望めばプリンスにはなれるかもしれないし、背番号7も望めば手に入るかもしれないけどね。これは私からの”贈り物”だよ。キングはもういない。プリンスの世が長く続きますように」

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