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得点王グリエーズマン、バロンドールは白旗 「C・ロナウドは2つの大会を制した」

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 10日に行われたEURO2016決勝は、ポルトガルが延長戦の末に1-0でフランスを下して優勝を飾る結果に終わった。フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは試合後に落胆のコメントを述べている。

 ポルトガルに対して優位が予想されていた開催国フランスだが、120分を通してゴールを奪うことはできず。延長後半にFWエデルが決めた1点が決勝ゴールとなり、フランスはホームでタイトルを逃す悔しさを味わうことになった。

「残酷だが、同時に素晴らしいことでもある。僕らは特別な時間を過ごしてきたし、何よりも悲しい時間も過ごすことになった。でも今夜の僕らは全力を尽くしたし、後悔はしていないよ」

「今回は、(準決勝)ドイツ戦のようにうまくはいかなかった。ポストに当たったシュートもあったし、僕にももう少しで決められそうなチャンスがあったけどね。でも、もっと強くなって立ち直るしかない」

 グリエーズマン自身は準決勝までに6ゴールを記録しており、2位以下を大きく引き離しての大会得点王に輝いた。

「あとから誇らしく感じられるかもしれないけど、今はチーム全体のことを考えている。本当に、チームでこのトロフィーを獲りたいと思っていたんだ。ゴールを決められなくて残念だよ」

 EUROでの活躍によりグリエーズマンを今季のFIFAバロンドール候補に推す声も上がっていたが、チャンピオンズリーグ決勝に続いてFWクリスティアーノ・ロナウドに敗れたことで本人は白旗を上げている。

「バロンドールについては、もう終わったよ。ロナウドは今シーズンの2つの大きな大会で勝ったわけだからね」

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