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元フランス代表プティ氏、高騰するポグバの移籍金は…「金の無駄」

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 かつてアーセナルチェルシーに所属していた元フランス代表のエマニュエル・プティ氏(45)が高騰するMFポール・ポグバの移籍金を「金の無駄」と言い切った。『ヤフー・スポーツ』のインタビューで語った内容を英『ミラー』が伝えた。

 マンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で11年にトップ昇格も出場機会を求めてユベントスに移籍したポグバ。移籍初年度からユベントスの連覇に貢献するなど、今ではユベントスに欠かせない選手へ成長を遂げた。

 そのため、現在では1億ポンド(約138億9000万円)もの値がつけられており、ユナイテッドが獲得に乗り出していると報じられている。

 元フランス代表のレジェンドは「彼の移籍金は1億ポンドだと言われている。自分から見たら金の無駄としか思えない」と言い、「ポグバは確かに将来性のある選手だ。だけど、今回の移籍は彼にとって早過ぎる」と加熱する報道や高騰する移籍金をけん制した。

「彼を取り巻く状況がいつも気に入らないんだよ。みんな、彼のことをビッグスターのように扱うだろ? だけど、自分から見たら彼は別にビッグスターというわけじゃないんだ」

「彼はまだ欧州チャンピオンズリーグ(CL)のレベルにも到達していないし、代表で満足にプレーできるレベルにも至っていない。将来的にはできるだろうけど、今は彼にとってまだ早すぎる」

 ポグバの“将来性”を認めつつも、「報道でも常に彼のことが取り上げられている。だけどまだ実力は充分じゃない。今のところ、彼の実力についてはあまり納得がいっていない」とプティ氏は自論を展開した。

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