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FIFA上訴委員会、レアル&アトレティコの補強禁止処分の異議申し立てを棄却へ 両クラブはCASに上訴へ

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 FIFA上訴委員会が、レアル・マドリーアトレティコ・マドリーの補強禁止処分に対する異議申し立てを棄却する見込みであることが明らかとなった。スペイン『マルカ』が報じている。

 FIFAは今年1月、レアルとアトレティコが18歳未満の外国人選手登録に関する規定に違反したとして、両クラブに今夏及び冬の移籍市場での補強を禁止する処分を科した。レアルとアトレティコはこの処分を不服として、FIFA上訴委員会に異議申し立てを行っていた。

 しかしながらFIFA上訴委員会は、レアルとアトレティコの意義申し立てを棄却するとの決定を、7月以内に発表する見込みとなった。これを受けたマドリッドの両クラブは、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に対して上訴する方針とみられる。

 CASが上訴の受理・不受理を決定するまでに要する期間は4~5日程で、受理した場合には補強禁止処分の適用は先延ばしとなる。CASが上訴を受理した場合、同裁判所が最終的な判決を下すまでには6か月以上を要するのが通例となっており、レアルとアトレティコはこの夏、さらには冬の市場でも補強を実現できる可能性がある。

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