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「歓迎されているんすか!?」 驚きのOA塩谷が避けたいこと…

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 U-23世代にオーバーエイジの3選手が合流し、リオデジャネイロ五輪代表が本大会に向けてスタートを切った。オーバーエイジとして招集されたDF塩谷司(広島)は、「まだ、全員そろっていませんが、にぎやかに楽しくできたかな」とトレーニング初日を振り返った。

 この日、ホテルに集合した際には「会った選手には簡単にあいさつした」という塩谷。トレーニング中にはチームメイトとコミュニケーションを取り、時おり笑顔を見せるなどリラックスした様子だった。「初対面の選手も何人かいたけど、あまり気を使っていなかったし、僕も気を使わなくて済んだので非常に溶け込みやすかった」ようだ。

 オーバーエイジとして本大会に挑むことになるが、気負い過ぎることはない。「正直なところ、非常に良いものを持っている選手がたくさんいる。自分がオーバーエイジだから引っ張るというより、チームのため、日本の勝利のために自分ができることに最善を尽くしたい」と意気込みを語った。

 なお、合流初日のこの日の夜には、DF岩波拓也(神戸)が「(オーバーエイジの)歓迎会をしようという話はしている」と明かしたように、オーバーエイジ3選手の歓迎会が行われる予定のようだ。

 それを聞いた塩谷は「マジっすか!? 歓迎されているんですかね!?」と笑ったものの、そこで自己紹介の場が設けられているかもしれないと考えると、「ただ、歓迎会で自己紹介はやらされたくないですね(笑)。僕はキャラ的にそういうのは避けたい」と警戒心はマックス。果たして、塩谷は無事に自己紹介を乗り切ることができるだろうか。

(取材・文 折戸岳彦)

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