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ペップ・シティ、初陣で古巣バイエルンに0-1敗戦 白星スタートならず

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[7.20 プレシーズンマッチ バイエルン1-0マンチェスター・C]

 アリアンツ・アレーナで20日にプレシーズンマッチが開催され、バイエルンマンチェスター・シティが対戦した。お互いにEURO組を欠いた中での対決は、1-0でバイエルンが勝利した。

 今季ホーム初戦となったカルロ・アンチェロッティ監督率いるバイエルンは、キーパーにGKスベン・ウルライヒが入り、最終ラインは右からDFファン・ベルナト、DFニコラス・フェルトハーン、DFハビ・マルティネス、DFラフィーニャが並んだ。中盤にはMFダビド・アラバ、MFシャビ・アロンソ、MFフィリップ・ラーム、前線にはFWフランク・リベリ、FWファビアン・ベンコ 、FWジュリアン・グリーンが入った。

 初陣がいきなり古巣との対戦となったジョゼップ・グアルディオラ監督。シティは4-2-3-1を採用し、キーパーにはGKウィリー・カバジェロが入った。最終ラインは右からDFアンジェリーノ、DFアレクサンダー・コラロフ、DFトシン・アダラビオヨ、DFパブロ・マフェオ。ボランチにMFフェルナンジーニョとMFフェルナンド。2列目にMFヘスス・ナバス、MFオレクサンドル・ジンチェンコ、MFブランドン・バーカーが並び、FWケレチ・イヘアナチョが1トップに入った。

 前半はバイエルンが押し気味に進め、リベリとアラバのコンビから再三チャンスを作った。前半17分、アラバが左サイドから切れ込んだリベリとのワンツーから左足シュートもGK正面。同28分にはカウンターからグリーンがGKと1対1の場面を作るもGKカバジェロの好セーブに阻まれる。同35分にもリベリが左深くまでえぐり、折り返したボールをグリーンが右足で合わせたが、これもGK正面に飛び、前半はスコアレスに終わった。

 お互いにメンバーを数人入れ替えて臨んだ後半はシティが積極的な入りを見せた。FWウィルフリード・ボニーが右足ミドル、右CKからフェルナンジーニョがシュートを放つも、後半早々の先制点とはならず。同26分には、左から切れ込んだ味方のクロスをニアでボニーがヘッドで合わせるもわずかに左に外れてしまう。

 ともに若手選手を多く投入したためか、なかなかシュートを放つ場面を作ることができない時間帯が続く。それでも試合を動かしたのはドイツ王者だった。後半31分、相手のクリアボールが主審に当たり、これを回収したMFエスレム・オズテュルクがPA手前やや左から右足シュート。DFガエル・クリシに当たり、GKの逆に転がったボールがゴール左隅に吸い込まれ、バイエルンが先制に成功した。

 シティは後半36分にPA手前左でFKを獲得。これを途中出場のMFヤヤ・トゥレが右足で直接狙ったが、GKから逃げるように弧を描いたボールはわずかに左に外れてしまう。試合はそのまま0-1で終了。シティはグアルディオラ監督の初陣を白星で飾ることはできなかった。

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