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[プレミアリーグEAST]太田決勝ゴール!千葉ライバル対決を制した市立船橋が首位ターン!

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[7.17 高円宮杯プレミアリーグEAST第9節 流通経済大柏高 0-1 市立船橋高 流通経済大柏高G]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEASTは17日、第9節を行なった。前節に初勝利を挙げた流通経済大柏高と2位・市立船橋高との千葉名門校対決はFW太田貴也の決勝ゴールによって市立船橋が1-0で勝利。市立船橋は青森山田高をかわして首位で前期9試合を終えた。

 流経大柏の本田裕一郎監督が「もったいない試合でした。最低でも引き分けには持っていけたはずの内容です」と残念がり、市立船橋の朝岡隆蔵監督は「試合全体を通して落ち着かない時間が長かったですが、ミスやアクシデントを得点に結びつける力のある相手に対して悪くない戦い方はできたと思います」と振り返ったライバル対決。互いに慎重だった立ち上がりから徐々に市立船橋がボールを落ち着かせたものの、流経大柏はMF関大和とMF宮本優太が守備で奮闘するなど得点を許さない。

 後半、互いに交代カードを切って攻撃姿勢を高めていく。迎えた28分、市立船橋はDF原輝綺の浮き球のパスに反応した太田が決勝点。朝岡監督が「パフォーマンスが落ちて一度はメンバーから外しましたが、取り組む姿勢を変えずに臨んだ部分は評価できますし、そういう姿勢が得点につながって、彼にとっても本当に良い試合になったと思います」と説明した太田の一撃でリードを奪った市立船橋は、流経大柏の反撃をかわして1-0で勝ち、首位へ浮上した。

 だが、市立船橋のCB杉岡大暉主将は首位浮上にも「首位に立ったということですが、1位であることは特に意識せず、1試合ずつ戦っていきたいと思います。第5節まで無敗できていたのに勝ち切れなくなったところは、順位や結果による安堵感のようなものが背景にあるのではないかと思っているので、謙虚にやっていきたいと思います」と油断なし。一方、最下位で前期9試合を終えた流経大柏の10番MF本田憲弥は「前半は守備面に手ごたえがあり、後半は攻撃面でチャンスをつくれたのですが、負けてしまいました。最下位で失うものはなく、あとはやるしかありません。夏の中断期間で勢いをつけて、波に乗っていきたいと思います」と巻き返しを誓っていた。

[写真]後半28分、市立船橋はFW太田が決勝ゴール
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