beacon

積極補強の意図を語るクロップ「より多くの選択肢を持つことがチームとして大事」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、ニューカッスルからMFジョルジニオ・ワイナルドゥムを獲得したことで今夏7人目の補強を完了させた。その意図について説明を行っている。

 昨季途中で就任したクロップ監督にとって、今回のオフはリバプールで初めて本格的に自分の望むチーム作りに着手する機会となる。これまでにGKロリス・カリウス、DFジョエル・マティプ、MFマルコ・グルイッチ、FWサディオ・マネ、DFラグナル・クラバン、GKアレックス・マニンガーをチームに加えてきた。

 既存の選手の能力に不満があるわけではなくとも、選手層を厚くすることで総合力を高めることができる。クロップ監督は補強の意図について次のように語った。

「補強をしているのは、ある選手に十分な力がないからという理由ではない。より多くの選択肢を持つことが大事なんだ。プレミアリーグのために1チーム、キャピタル・ワン・カップのためにもう1チームということではない」

「もちろん、1本良くないパスがあってもチームに残ることはできる。1つのチャンスを逃してもチームに残ることはできる。だが、少し出来が良くなかったとすれば、同じくらいの力を持った別の選手が準備を整えているということは知っておくべきだ。チームとしてそういう力が必要なんだ」

 攻撃陣には特に、3000万ポンドのマネと2500万ポンドのワイナルドゥムという高額補強を加えることになった。昨季の戦いを通して改善が必要と感じられた部分だったと指揮官は話している。

「昨シーズンを思い出してみれば、支配的に戦えたような試合が本当にたくさんあった。ボールを持って良い戦いをして、パスを回し、よく動き、オーバーラップなどもあったが、それでも結局は十分なフィニッシュができなかった」

「エリア内へ飛び込んでいくのが自然であるような選手たちが必要だ。我々にはそういう選手たちがいる。今はストライカーが4人か5人いて、その後ろの役割の選手がロベルト(・フィルミーノ)も含めて5人いる。全員をプッシュしていくためには人数が必要なんだ」

●欧州移籍情報2016-17
●プレミアリーグ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP