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[総体]尚志の快足アタッカー、MF高橋大河は先制ゴールも「悔しい」初戦に

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[7.27 全国高校総体1回戦 佐賀東高 1-2 尚志高 東広島運動公園陸上競技場]

 尚志高の注目アタッカー、MF高橋大河(3年)は自身が先制ゴールを決めて2-1で勝利した佐賀東高戦を「悔しい方が大きいです」という言葉で振り返った。

 前半5分に右サイドを突破したSB常盤悠のラストパスをファーサイドで受けて左足で先制ゴール。福島県予選決勝で2ゴールを決めてチームを全国へ導いている注目MFは早くもその得点力を発揮した。

 本人も「体は結構動けていた。行けるかなと思った」という。だが、ここから決定機でシュートが決まらなかった。前半終了間際にはこぼれ球に反応して放った左足シュートがGKの足に阻まれ、後半には「ダフってしまって」まさかのPK失敗。そして終了間際のビッグチャンスもシュートをGKに止められてしまった。

 特に後半は守備面を求められていたため、そこで足を使ってしまっていたという理由もある。だが、本人はチャンスで決められなかったことを猛省した。

 それでも50m走5秒台という圧巻のスピード、跳躍力など身体能力を活かしたプレーは注目だ。「サイドでの突破、勝負強さを見てもらいたいです」と語った注目アタッカーが、流通経済大柏高との2回戦では2戦連発を果たすなど納得のプレーで70分間を終える。

(写真協力=高校サッカー年鑑)

(取材・文 吉田太郎)
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