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[総体]前回準Vの市船、1年生MF郡司が驚きのハットで秋田商を撃破

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[7.27 全国高校総体1回戦 市立船橋高3-0秋田商高 広島広域公園第一球技場]

 平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」のサッカー競技が27日に開幕し、各地で1回戦を行った。広島広域公園第一球技場の第1試合では前回大会準優勝の市立船橋高(千葉2)が秋田商高(秋田)と対戦し、3-0で快勝した。28日の2回戦では関東一高(東京1)と対戦する。

 主役は1年生MFだった。前半11分、U-17日本代表DF桧山悠也(2年)の右クロスからこぼれ球を拾ったMF郡司篤也(1年)が左足で先制点。さらに同28分にも相手GKからのボールをMF金子大毅(3年)がヘディングで跳ね返すと、これを受けた郡司がドリブルで持ち込み、右足で追加点を奪った。

 前半だけでシュート14本を浴びせる猛攻を見せた市立船橋は2点リードで折り返した後半も主導権を握り続ける。後半23分、左サイドを駆け上がった途中出場のFW野本幸太(3年)のクロスからこぼれ球をみたび郡司が押し込み、3点目。1年生MFが“驚き”のハットトリックを達成し、勝利を決定づけた。

 秋田商は70分間でわずかシュート2本に終わる完敗。DF杉岡大暉主将(3年)とDF原輝綺(3年)を中心とした市船守備陣がまずは堅実な守りを披露し、完封勝利で初戦を突破した。

(写真協力『高校サッカー年鑑』)

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