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[総体]3連覇夢散…東福岡が初戦で昌平に敗れる大波乱、市船や静学も16強へ:2回戦第1試合

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 平成28年度全国高校総体「2016 情熱疾走 中国総体」のサッカー競技は28日、各地で2回戦を行った。午前10時キックオフの第1試合では、大会史上初の3連覇を目指す東福岡高(福岡)が登場。全国総体初出場で初勝利を挙げた昌平高(埼玉)と対戦し、2-3で敗れる波乱が起きた。

 東福岡は前半7分にMF藤川虎太朗(3年)のゴールで先制したが、昌平も後半6分にFW本間椋(3年)の2戦連発となる同点ゴールで追いつくと、同24分には10番のMF松本泰志(3年)がPKで勝ち越しゴールを決めた。

 初戦で負けるわけにはいかない王者・東福岡も後半31分にFKからDF小田逸稀(3年)のゴールで2-2の同点に追いついたが、昌平は後半アディショナルタイムにMF針谷岳晃(3年)がCKを直接決める劇的ゴールで競り勝った。

 前回準優勝の市立船橋高(千葉2)は前回大会4強の関東一高(東京1)と対戦。1回戦の秋田商戦(3-0)でハットトリックの活躍を見せたMF郡司篤也(1年)が後半9分に2戦連発となる決勝点を決め、1-0で激戦を制した。

 1回戦で圧勝したチーム同士の対決となった静岡学園高(静岡)と香川西高(香川)の試合は静岡学園が5-1で大勝。FW福原涼太(3年)が1回戦の一条戦(5-0)に続く2試合連続のハットトリックと爆発した。

 激戦の大阪を制して全国初出場の大阪学院大高(大阪1)は同じく初出場の慶應義塾高(神奈川2)と対戦。70分間を0-0で終えると、PK5-4で制し、初陣を白星で飾った。2回戦が初戦となった滝川二高(兵庫)は長崎総合科学大附高(長崎)に1-0で勝利。地元の瀬戸内高(広島2)は近大和歌山高(和歌山)と対戦し、0-0からのPK5-4で競り勝ち、ベスト16進出を決めた。

【2回戦】
(7月28日)
[広島広域公園補助競技場]
瀬戸内高 0-0(PK5-4) 近大和歌山高

松山工高(12:00)日章学園高

[広島広域公園第一球技場]
東福岡高 2-3 昌平高
[東]藤川虎太朗(7分)、小田逸稀(66分)
[昌]本間椋(41分)、松本泰志(59分)、針谷岳晃(70分+3)

横浜創英高(12:00)米子北高

[コカ・コーラウエスト広島スタジアム]
帝京大可児高 0-1 前橋商高
[前]藤生春樹(70分+2)

広島皆実高(12:00)履正社高

[呉市総合スポーツセンター陸上競技場]
滝川二高 1-0 長崎総合科学大附高
[滝]江口颯(22分)

尚志高(12:00)流通経済大柏高

[呉市スポーツセンター多目的グラウンド]
市立船橋高 1-0 関東一高
[市]郡司篤也(44分)

日本航空高(12:00)京都橘高

[広島県立びんご運動公園陸上競技場]
鹿児島城西高 4-1 刈谷高
[鹿]眞田颯2(35分、63分)、生駒仁(40分)、松村直輝(42分)
[刈]水野智大(66分)

聖望学園高(12:00)鹿島学園高

[みよし運動公園陸上競技場]
慶應義塾高 0-0(PK4-5) 大阪学院大高

立正大淞南高(12:00)青森山田高

[東広島運動公園陸上競技場]
静岡学園高 5-1 香川西高
[静]青嶋智也(11分)、天本翔太(25分)、福原涼太3(31分、39分、48分)
[香]砂川萌(67分)

札幌大谷高(12:00)星稜高

[写真]2連覇中の王者・東福岡は昌平に2-3で敗れ、初戦で姿を消した
(写真協力『高校サッカー年鑑』)

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【特設ページ】高校総体2016

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