beacon

ナイジェリアは間に合うのか!? 手倉森監督「目の前に現れてくれ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 現地時間4日(日本時間5日)に本大会初戦ナイジェリア戦を迎えるリオデジャネイロ五輪日本代表だが、何と対戦相手のナイジェリアが試合開催地となるマナウスに前日になっても到着しておらず、当日現地入りする相手と試合をすることになった。

 前日練習後に取材に応じた手倉森誠監督は、「ナイジェリアがどうこうというのは一切考えるなと選手たちには話したけど、『試合をさせてくれ』『目の前に現れてくれ』という思いです」と語った。

 それもそのはずだろう。約2週間前からブラジル入りして、「本当にここに照準を合わせてきた」と初戦ナイジェリア戦に照準を合わせて調整を進めてきた。だからこそ、「相手がどんな状況だろうと、我々のやってきたことを示したい」気持ちがある。

 ナイジェリアのコンディションは万全ではないことが予想されるが、選手に気の緩みなどない。FW興梠慎三(浦和)が「僕らが気を緩めることなどないし、自分たちができることをやるだけ」と語れば、MF南野拓実(ザルツブルク)も「自分たちの準備に集中したい」と気を引き締める。

 MF遠藤航(浦和)も「間違いなく手強い相手になる。自分たちがやるべきことを意識して、勝ち点3を取りたい」と対戦相手がどのような状況であろうとも、勝利だけを目指してピッチに立つ。

(取材・文 折戸岳彦)

●リオデジャネイロ五輪特集

TOP