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ナイジェリア監督も大乱戦に驚き 「5ゴールも奪えるなんて!」

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日本との五輪初戦を5-4で制す

 4日に行われたリオデジャネイロ五輪サッカー男子、グループB第1節のナイジェリア対日本戦は、ナイジェリアが5-4のスコアで勝利を収める結果となった。サムソン・シアシア監督はこのスコアに驚きながらも満足した様子を見せている。

 U-23日本代表が迎えた五輪初戦は、実に9ゴールが生まれる予想外の展開となった。開始からわずか10分あまりで両チームが2点ずつを奪い合ったあと、後半に一旦はナイジェリアが5-2まで突き放したが、日本も追い上げて最終的に1点差で試合を終えた。

 飛行機関連のトラブルが相次ぎ、試合開始6時間半前に現地入りしたというナイジェリアだが、初戦で貴重な勝ち点3を得ることに成功した。シアシア監督の試合後のコメントをブラジル『グローボエスポルチ』が伝えている。

「勝利を本当に神様に感謝したい。こんなにたくさんのゴールが入るとは思っていなかった。選手たちを祝福したいね。我々は2日間練習をしてここにやって来た。色々あったが到着することができたよ」

「5ゴールも奪えるなんてね! 良い守備はできなかったが、非常に良い戦いをしていた。どうやってこんなことができたのか分からないよ。諦めるわけにはいかなかった。自分たちのやってきたことを世界に見せたかったんだ。すごく満足しているよ」

 これほどの乱戦を予想していたわけではなくとも、相手より1点でも多く奪うという姿勢が生んだ勝利ではあったようだ。

「これから前進していくことができる。色々な状況はあったが、我々は誰もやれないようなことを成し遂げたんだ。誰もが忘れられないようなことをやりたいと思っていたよ」

「それぞれの試合は別の試合だ。日本代表はすごく強いチームだったよ。我々の狙いは相手より多くゴールを奪って勝つことだった。3点取られれば4点、4点取られれば5点が必要だったんだ」

 グループBのもう1試合では、コロンビアとスウェーデンが2-2のドローに終わった。7日の第3節は日本がコロンビアと、ナイジェリアがスウェーデンと対戦する。

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