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FWラファエル・シルバの今季7得点目で新潟が第2Sホーム初白星

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[8.6 J1第2ステージ第7節 新潟1-0神戸 デンカS]

 アルビレックス新潟がFWラファエル・シルバの今季7得点目で1-0の完封勝利を収め、第2ステージのホーム初白星を飾った。敗れたヴィッセル神戸はアウェー戦3連敗となった。

 立ち上がりは神戸が攻め込む展開。前半4分、右サイドから中央に切れ込んだDF高橋峻希がFW渡邉千真に預けて裏へ走ると、渡邉のリターンパスが相手に当たって高橋のもとへ。高橋は右足で低い弾道のシュートを放つも、ゴール左へ外れた。

 新潟は前半11分にカウンターからテンポよくパスを回し、MFレオ・シルバがラファエル・シルバとのワンツーからPA内右でシュートチャンスを迎えるが、GKキム・スンギュのビッグセーブに阻まれた。

 その後は再び神戸が新潟ゴールを脅かす。前半21分に右サイドを抜け出したFW渡邉千真が高精度のクロスを送るも、PA内中央でボレーを試みたFWレアンドロは空振り。同22分にはMF小林成豪がDFコルテースのパスミスを右サイドで拾い、リカバーに来たコルテースをかわしてPA内右から左足を振り抜くが、シュートはGK守田達弥にストップされた。

 ピンチをしのいだ新潟はハーフタイムも見えてきた前半42分に先制。左サイドのハーフウェーライン付近でMF成岡翔がスライディングでボールを奪うと、こぼれ球を拾ったMF田中達也が素早く前方へ展開する。

 PA手前中央で受けたラファエル・シルバはDF伊野波雅彦をかわしてPA内右に進入し、カバーに入ったMF三原雅俊は抜き切らずに股の間を狙って右足でシュート。三原がブラインドとなってGKキムは一歩も動けず、グラウンダーのボールがゴール左に吸い込まれた。

 新潟は後半開始早々には追加点のチャンスを得る。後半1分、田中がPA内左から送ったクロスが中央でこぼれ、フリーの成岡が至近距離から右足で蹴り込もうとするが、シュートは左ポストのすぐ脇を通過し、絶好機を生かすことはできなかった。

 1点を追いかける神戸は、後半19分に右CKからキッカーのMF藤田直之が鋭いボールを入れるも、ファーに飛び込んだDF橋本和にはわずかに届かず。同37分には右サイド深くから高橋がクロスを上げ、PA内中央のレアンドロがヘディングで合わせる。しかし、枠をとらえることはできなかった。

 ヒヤリとする場面が続いた新潟だが、Jリーグ初出場のDF西村竜馬ら守備陣が最後まで集中を切らさずに守り抜き、1点リードのままタイムアップ。第1ステージ第17節の鳥栖戦(1-0)以来となる完封勝利を飾った。

●[J1]第2ステージ第7節 スコア速報

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