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ブラジル2戦連続スコアレスドロー…韓国はドイツと3-3でC組首位守る

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 リオデジャネイロ五輪のグループリーグ第2節が7日に行われ、FWネイマールを擁するブラジル五輪代表はイラク五輪代表と0-0で引き分けた。グループ2位に留まっているものの、初戦・南アフリカ戦に続くスコアレスドローでグループリーグ突破へ暗雲が漂っている。

 初戦と同じく、FWネイマールとFWガブリエウ・ジェズス、FWバブリエウ・バルボーザの3トップで臨んだブラジル。母国開催の五輪で至上命題の金メダルを目指し、まずは大会初勝利を狙った。

 しかし、この日もゴールは遠い。0-0で折り返した後半も最後までゴールネットを揺らすことはできず。シュート数では20対5と圧倒したが、スコアは0-0。2戦連続のスコアレスドローで大会初勝利は、またもお預けとなった。

 A組のもう1試合ではデンマークが南アフリカを1-0で下し、唯一の勝ち点4で首位。ブラジルはイラクと勝ち点2で並ぶも、2位へつけた。最終節でブラジルはデンマークと戦う。この試合が引き分け以下に終わり、南アフリカvsイラクが引き分けではなかった場合は一転して敗退となる。母国開催の五輪、なんとしても決勝トーナメント進出を手にしたい。

 C組ではドイツと韓国が3-3のドロー。前半25分に韓国が先制も、同33分にドイツが追いつく。後半10分にはドイツが逆転したが、2分後には韓国がFWソン・フンミン(トッテナム)のゴールで振り出しに戻す。OA枠で出場したFWが仕事を果たした。

 後半41分にFWソク・ヒョンジュン(ポルト)のゴールで韓国が3-2にしたものの、終了間際のアディショナルタイム2分にドイツがMFセルジュ・ニャブリ(アーセナル)のこの日2点目で追いつき、3-3で引き分けた。

 もう一方の試合ではメキシコがフィジーに5-1の快勝。C組ではメキシコと勝ち点4で並んだものの、韓国が首位を守った。2位にメキシコ、3位には勝ち点2のドイツがつけている。最終節では韓国はメキシコと、ドイツはフィジーと戦う。

 またD組ではポルトガルがホンジュラスに2-1の勝利で2連勝。GL突破は決まらずも首位を守った。アルゼンチンは互いに退場者を出しながらも、アルジェリアを2-1で下した。勝ち点6のポルトガルを同3のホンジュラス、アルゼンチンが追っている。 

結果は以下のとおり

A組第2節
(8月8日)
デンマーク 1-0 南アフリカ
ブラジル 0-0 イラク

C組第2節
(8月8日)
フィジー 1-5 メキシコ
ドイツ 3-3 韓国

D組第2節
(8月8日)
ホンジュラス 1-2 ポルトガル
アルゼンチン 2-1 アルジェリア

●リオデジャネイロ五輪特集

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