beacon

イングランドで警察の電気銃を受けた元サッカー選手が死亡

このエントリーをはてなブックマークに追加

 アストン・ビラなどで活躍した元選手のダリアン・アトキンソン氏(48)が、警察による電気銃を受けて死亡する事故が発生した。イギリス複数メディアが伝えている。

 報道によれば、14日深夜に通報を受けた警察がアトキンソン氏を取り押さえようとする際にテイザー銃(電気銃)が用いられ、これを受けた同氏は意識を失ったとのことだ。救急車が呼ばれたが心停止状態となり、蘇生措置の甲斐なく死亡が確認された。

 アトキンソン氏は酔っていた様子だったとの証言も伝えられている。現場はテルフォードにある同氏の父親の自宅付近だった。事件は独立警察苦情委員会 (IPCC)に報告されており、警察の対応について調査が行われる見通しだ。

 アトキンソン氏は現役時代にレアル・ソシエダ、アストン・ビラ、フェネルバフチェ、マンチェスター・シティなどでプレー。2001年に韓国で短期間プレーしたのを最後に現役を引退した。

 アストン・ビラでの活躍が特にファンの記憶に残っており、1992-93シーズンにはウィンブルドン戦で決めたゴールがプレミアリーグ創設1年目の年間ベストゴールに選出された。94年リーグカップ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦(3-1)では先制ゴールを記録し、ビラの優勝に貢献した。


●プレミアリーグ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP