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清武が鮮烈デビュー、先発フル出場で圧巻1G1A!! セビージャは“ド派手な打ち合い”制す

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[8.20 リーガ・エスパニョーラ第1節 セビージャ 6-4 エスパニョール]

 リーガ・エスパニョーラ第1節2日目が20日に行われ、MF清武弘嗣の所属するセビージャエスパニョールをホームに迎え、6-4と派手な打ち合いを制して白星スタートを切った。先発フル出場を果たした清武は前半22分にチーム2点目をアシストすると、後半29分には自らゴールを陥れ、1ゴール1アシストの鮮烈デビューを飾った。

 リーガデビューとなった清武は4-1-3-2の右サイドハーフの位置でスタート。前半6分には右サイドを駆け上がってDFマリアーノのパスを呼び込み、マイナスのクロスで決定機を演出するが、FWルーカス・ビエットのシュートは好反応を見せたGKロベルト・ヒメネスにストップされてしまった。

 すると前半8分、FWレオ・バティスタンとのパス交換でPA内に進入したMFパブロ・ピアッティに押し込まれて、エスパニョールに先制を許してしまう。

 1点を先行されたセビージャはすぐさま反撃に出ると、同11分にゴール前のこぼれ球をビエットがバイシクルで狙ったが、ヒメネスが触れたボールはポストを叩いて同点ゴールとはいかず。さらに同13分には清武が折り返した流れから、最後はMFフランコ・バスケスが狙いすました左足のシュートを放ったものの、またもやヒメネスに弾き出されてしまった。

 しかし前半15分、マリアーノが右サイドから送ったクロスをファーサイドのMFパブロ・サラビアがヘディングで合わせてネットを揺らし、セビージャが試合を振り出しに戻した。さらに同22分には清武が蹴り出したCKをビエットがヘッドで叩き込み、一気に逆転に成功する。

 だが前半26分にバティスタンのクロスからMFエルナン・ぺレスに決められてエスパニョールに同点に追い付かれると、同44分にはカウンターから最後はMFビクトル・サンチェスにネットを揺らされ逆転を許してしまった。しかし前半アディショナルタイムにCKの流れからビエットが蹴り込み、セビージャが同点に追い付いて前半終了のホイッスルが吹かれた。

 3-3のまま後半を迎えると、後半8分に左サイドを駆け上がったサラビアの折り返しをバスケスが左足シュートで決めてセビージャが勝ち越しに成功。さらに同21分にはサラビアのスルーパスから抜け出したFWベン・イェデルがゴールを陥れ、スコアを5-3とした。

 そして後半29分には左サイドから展開されたボールを中央でバスケスが受けると、右サイドを駆け上がってPA内に進入した清武がスルーパスを呼び込み、右足で冷静に流し込んでデビュー戦でリーガ初得点を記録した。その後エスパニョールに1点を返されたものの、逃げ切ったセビージャが6-4の勝利を収めて白星スタートを切った。


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