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有言実行の男ネイマール、「主将らしくない」の批判をはねのけて示した“金メダルという答え”

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 リオデジャネイロ五輪でブラジル代表が遂に金メダルを手にした。「サッカー王国」と呼ばれ、W杯で幾度の栄光を味わってきたカナリア軍団だったが、オリンピックの金メダルとは縁がなかった。

 そんな“悲願”と言えるタイトルの獲得に王国を導いたのは、キャプテンのネイマールだった。

 順調な船出ではなかった。オフシーズンのプライベートな行いが切り取られ、「代表チームに相応しくない」「キャプテンらしくない」という批判の声は一つや2つではなかった。元日本代表監督のジーコ氏には「我々のチームのキャプテンは、キャプテンとなるための最低限の条件を満たしていない。彼はサッカーをプレーすることだけに集中するべきなんだ。今のユニフォームは非常に軽いものだ」と批判されていた。

 しかし、ネイマールは「結果が出ない時もあるんだ。それもフットボールの一部さ。僕は難しくなると分かっていた。サポーターには忍耐を求めたい。批判ではなく、応援をしてほしい。みんなの応援と愛情を僕たちは必要としているからね」と話し、サポーターに、国民に理解を求めた。

 そしてグループリーグ第3戦で初勝利を挙げると、準々決勝、準決勝、決勝ではゴールを挙げてチームを導いた。ファイナルのPK戦では最後に登場し、最後のキッカーとなった。もちろん、彼のシュートがネットを揺さぶった瞬間、聖地マラカナンは歓喜に包まれた。

「まだ言葉が見つからない。少し落ち着く時間が必要だ。神様、家族、チームメートに感謝している。多くの非難があったけど、僕たちはピッチで答えを示した。いつだって僕たちはそうしてきたんだ。すごく幸せだよ!」

 そこには、母国に金メダルをもたらすという重圧をはねのけ、有言実行を成し遂げた英雄の姿があった。

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