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首位・札幌は京都の守備崩せず勝ち点1分け合う…都倉「今日の内容だったらベターな収穫」

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[8.21 J2第30節 京都0-0札幌 西京極]

 北海道コンサドーレ札幌京都サンガF.C.の一戦はスコアレスドローに終わった。札幌は2連勝とはならず。4試合連続無失点の京都は7試合負けなし(3勝4分)とした。

 積極的な入りをみせる札幌は、前半7分に左サイドの高い位置でボールを奪うと、最後はMF深井一希がシュートを放つ。だが、懸命に戻ったDF染谷悠太のスライディングに阻まれた。

 J1昇格プレーオフ圏内の5位につける京都は、前半22分にFKからFWエスクデロ競飛王が強烈シュートもGKク・ソンユンがセーブ。同42分には、ハーフェーライン付近でFWイ・ヨンジェがボールを奪ってカウンターを仕掛ける。味方の上がりから数的優位となったが、シュートまで持ち込むことができず、チャンスをモノにできない。

 後半開始からMFマセードを入れた札幌は後半9分に決定機。マセードがドリブルで仕掛け、右からDF福森晃斗がグラウンダーのクロスを送る。ファーサイドに走り込んだFW都倉賢が滑り込みながら左足で合わせるも枠を捉えられず。なかなか堅い京都の守備を崩すことができない。

 その後は均衡した状態が続く。京都はFW有田光希やFWダニエル・ロビーニョ、FWキロスと前線の選手を投入。札幌はMF小野伸二、深井の負傷によりMF上里一将を入れるも決定的な場面を作ることができず、0-0で痛み分けに終わった。

 試合後のインタビューで都倉は、「自分たちのミスが多かった。(勝ち点1を得たことは)もちろん、ベストではないですが、今日の内容だったらベターな収穫だった。決して今日の内容で満足していたら上行っても戦えない。個人含めチームとして、今日の内容を振り返って、悔しいですけど真摯に受け止めて、歯を食いしばってこれからも戦いたい」と前を向いた。

●[J2]第30節 スコア速報

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